体調を崩してしまったことにより医療ヨガに通っております。
こういう時こそ、大変貴重な体験をする機会。じっくりと心と身体、そして魂を見つめていきたいと思っています(「魂」という言葉が出てくるとアヤシイ感がしますが、全然アヤシクないですよ)。
気づけばヨガとの出会いは結構前ですね
私にとってヨガは、1988年に上嶋修弘先生の上嶋式ヨガで出会って以来となりますが、形を覚えて毎日自宅で行なっていました。
当時は今ほどヨガに対しての認知は明るい感じではなかったかもしれません。もちろん周りでやっている人は全くいませんでした。
高校から演劇部と演劇養成所へ行っていましたが、カラダの使い方についてはこのヨガや肥田式強健術、真向法、八段錦などがとても効果的。
ヨガをベースにした体訓練は、カラダを自由に動かす必要のある役者には大変有効でした。
ヨガは単なる健康法ではないけどもちろん健康になります
ヨガの語源はサンスクリット語の「ユジュ(車と牛などの動物をつなぐもの)」。
呼吸と姿勢や瞑想を用いて、心と身体と魂を一体にするための心身鍛錬修行法です。
以前は私も健康という面で入りましたが、特に心を落ち着かせる(ストレスなどの調整)には大変すばらしい方法だなと思っています。
医療ヨガとはなんだろう?
ヨガはフィットネスジムなどでも取り入れられているので、ダイエットやストレッチ、体のラインをキレイに保つものという認識の方も多いかもしれません。インドから世界中に広まって、それぞれの目的も変化しているわけだし。もちろん、それはそれで良いと思います。
医療ヨガも修行というよりも、その名の通り医療面が強く、まだまだ少ないのですが精神科や産婦人科などごく一部での取り組みもみられます。
ヨガはうつ病をはじめ、ストレスから起こる様々な症状に対する有効性が研究によって分かっています。
ヨガによる効果
効果は、不眠、衝動性、不安感、抑うつな気分、強迫観念などが期待されます。
それは、交感神経と迷走神経の活動、ストレスホルモンのコルチゾル、ギャバ、心拍などが良い方向に向かっていくということです。
体験したヨガ・これから体験予定のヨガ
1. アロマヨガ(体験済み)約1時間
部屋中アロマオイルを焚き、更にスプレー。呼吸法からヨガのポーズを行ないます。アロマのリンパマッサージも行なうので、リラクゼーション効果抜群でした。
しかも、薄暗い部屋の中で行なわれるので、周りも気にならずにゆったりとした音楽と先生の声誘導で心地よい気持ちになりました。
オイルを体に(足)に塗っているので、家に帰っても良い香りに包まれてリラックスが続いていました。
2. 寝ヨガ:マインドフルネス(体験済み)約2時間
これもアロマを焚きますが(スプレーはありません)、薄暗い中でふわふわの毛布を下に敷きながら行ないます。2時間あり、初めは軽くストレッチ要素の動作でウォーミングアップのように体を慣らしていきます。
途中で、「では、これからヨガを始めます」の先生の言葉に、「あれ?始まってなかったんだ」と思うくらいウォーミングアップもしっかりしていました。
ちょっとキツいながらも体の固い部分をタオルなども使って伸ばしていくので、かなりスッキリします。
シャバアーサナ(死体のポーズ)で大地と一体になり、そのままお休みするので(イビキかいて寝る方もいらっしゃいます)意識が戻ってきたときには更にスッキリします。
3. ホリスティックヨガ(これから体験)
間接照明の中で身体、心、瞑想を包括して行なう。
4. リラクゼーションヨガ(これから体験)
間接照明の中で、人を癒して場を浄化するティンシャの音色から始まって、身体・心・魂を包括してゆったり行なう。
今はここまでで、そのうち強度なパワーヨガなども体験するかもしれません。
思い染む
最近は仕事が忙しかったりしていたためか、ゆっくりと身体を動かす時間がなかったので、ボディメンテナンスをサボっていました。
改めて、ヨガの世界の奥深さに触れて、心と身体だけではなく魂と一体として考えることの大切さに気づかされました。
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