病院から入院している猫の相談をしたいとの電話を受けた
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変容を起こすカウンセリング はる です。
5日前に腎不全で入院した、我が家最強生物のこぶ茶さん。
我が家イチの軽量級なのに、触るだけでも3年かかったという臆病で凶暴な子。
退院予定の今日、「11時に病院へ電話ください」と言われた通りに。
看護師さんが電話口に出て、副院長から「相談したいことがあるとのことです」と言われ、イヤな想像しかできない。
「退院できないほど悪いのか?」
「ご飯食べてないって、入院の翌日に聞いたので、衰弱してしまっているのか?」
「入院の間に何かあったのか?」
「いや、大丈夫。相談といえば……」
腹の底あたりから、何かがスーッと上がってくる感覚を覚え、言葉が出てこない。いわゆる、これが「気が上がる」という生理現象だ。
何を考えても、口に出したらイヤなことが現実になりそうなので、言葉を飲み込んだ。
急いで家を出て車を走らせる。こんな時に限って道が混んでいる。前を走る車は法定速度より10キロ以上ノロノロ走っている。
「落ち着け!事故ったら元も子もない!」
はやる気持ちを抑えながら、アクセルを緩めて前の車のスピードに合わせる。
病院の駐車場に着き、車のドアは鍵もかけずに走りだす。自動ドアを開くのを待ち、受付に滑り込む。笑顔で対応してくれる看護師さんの表情が、それがまた何とも言えない感情を湧き立たせる。
5分ほど待っただろうか。こんなに時間が長く感じるのは久しぶりだ。
ようやく呼ばれて診察室の中に入ったが、こぶ茶の姿はなかった。イヤな予感しかない。
副院長先生から、最新版である採血の検査結果を見せられる。胸の鼓動が早くなるのが分かってくる。
「何事もありませんように」と心の中で祈りながらも、どこか覚悟のようなものが必要なのかもしれないが、そんな数十分で心の整理なんてできようもない。
電話で聞いた「相談したいことがある」という言葉の意味は……。
入院前は尿素窒素が測れないほど数値が振り切っていました。
クレアチニンも正常参考値のマックスより5倍。
今日の結果は……
落ちてる!!!!!
尿素窒素107.5mg/dlでは、まだまだ高いことは高いけど、確実に落ちている!
前回は振り切れていて、正確な数値は分からないが、クレアチニンの数値と比例しているらしい。
クレアチニンが半減しているということは、尿素窒素の値もだいたい半減するらしい。
ということは、正確には200mg/dlから300mg/dlくらいだったのではないかという。
今回行なった治療は、5日間、右前足から点滴の針を刺しっぱなし。機械を使って24時間点滴を行なった。
初めはご飯をまったく食べなかったが、「ちゅーる」を鼻につけたらペロペロと2本食べる。
名前を呼ぶと、「ん?ごはんくれんの?」という感じで反応して、ちょっとしたコミュニケーションが取れる子だったと聞いて一安心。
ちょっとは環境に慣れてきたような感じということだった。
では、「相談したいことがある」とは……。
「数値が下がりきっていない」「触るだけでも大変なので、点滴に連れてくるのは難しそう」ということで、要は「これからの治療をどのようにするかを相談したい」ということでした。
できることは前回の記事でも紹介した3つ。
1. 点滴液を病院で購入して自宅で点滴(これから)
2. 食事はロイヤルカナンやヒルズの腎臓サポート系のドライフードやウェットフード
3. 猫用の慢性腎臓病の経口液「セミントラ」を、食事に混ぜて投与
問題は、1.についてで、今後どうしていくか。
家でも点滴をするのは、大人しくしてくれないので困難だ。病院に連れて行くのも、こぶ茶本人へ大きなストレスがかかる。
1週間に1度でも連れて行ければ、かなり良いが、難易度は高い。
できる限りの範囲で、1、2ヶ月に連れて行けるようにするか、トイレや食事に変化が起きたときに連れて行くなどするしかない。
食事と経口液の投薬は続けるということで、相談は終了した。
この後にようやく、キャリーケースに入った、こぶ茶と5日ぶりに対面。
初めは激しい鳴き声だったが、病院を出て、車に乗せて声をかけ続ける。
次第に落ち着いてきたような鳴き声に変わってきた。
これだけでもホッとする。
人間でも、5日間入院するだけでもストレスなのに、いきなり訳の分からない場所でケージに入れられ、針を刺され続けられる。
いつ出られるか全く分からないまま、家族に会うこともできなかったらと思うと、想像するだけでもゾッとする。
やっと家について、キャリーケースから出ると、母ねこや姉妹ねこたちが集まってきた。
やはり、みんなも、こぶ茶がいないことに違和感を感じているようだったのだ。
安心しきったらしく、水を数分がぶ飲みだ。
右前足のガーゼが痛々しい。
横には、いつも一緒にピッタリとくっついている母ねこが、つきっきりに。
毎日一緒にいると分かりづらいが、ちょっと離れてみると、家族の大切さや愛情などが分かる日だった。
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