「1万円起業」(クリス・ギレボー著)をレゾナンスリーディングしました。
「起業をしたい!」、「副業でじゅうぶんなお金を稼ぎたい!」という方がたくさんいます。
あなたの周囲でも、会社員を辞めて起業して成功をおさめている人がいるかもしれませんね。
じゅうぶんな収入を得るためにはどうしたら良いのかのヒントをもらうために、この本を読んでみました。
著者のクリス・ギルボーさんは、さまざまな場所であらゆるビジネスを生み出し続ける。
35歳までに世界中のほとんどの国を訪れたことから、自らを「トラベラー」とも称しています。
自分が満足できる生活を求める人たちに、起業や副業のアドバイスを届けているとのこと。
というわけで、私のところにも届きましたよ、「1万円起業」が。
誰でもいつでも起業ができる時代
今の時代、パソコンやインターネットが普及したおかげで、誰でも安価に起業ができます。
以前ではとても高額だったツールも、今ではフリーで使えたりします。
そんなマイクロビジネスとして最も重要なことは、「自分の情熱」と「他人の興味(有益なもの)」を一致させること。
そして、以下の3つだけそろえれば立ち上げはできると行っています。
1 製品またはサービス(あなたが売るもの)
2 代金を払ってくれる人々(顧客)
3 支払いを受ける手段(製品またはサービスとお金を引き換える方法)
たったこれだけ。
他はあってもなくてもいい。
顧客の求めているものが分からない
ビジネスは自分が売りたいというだけでは上手くいきません。
相手(顧客)が何を求めているものを提供することが必要です。
でも、何を求めているかが分からない。
そんな時、どうするか?
ズバリ聞いてみるのがいちばん早い
と言っています。
なるほど、それは早い(笑)
効果的な質問としては、
〜について、いちばん困っていることは何か?
〜について、いちばん知りたいことは何か?
〜について、どんなことをしてほしいか?
〜については、具体的なニーズを入れるようにします。
自分の中だけで考えていても、いつまで経っても正解かどうかなんて分からない。
であれば、行動(質問)してしまった方がはるかに早い。
起業にお金はいらない?
お金の原則としては、
「常に利益を重視」
「起業時の借金や多額の投資は必ずしも必要ではない」
としています。
この本では起業した1,500人を対象に調査。
初期投資の平均金額は6万1060円!
これなら行ける!
あとはどのように収益を上げていくか、高めていくかですね。
原則① コストではなく、ベネフィットに基づく価値
原則②(限定的な範囲で)何種類かの価格を提案する
原則③ 2回以上稼ぐ
これらの基本原則に集約できるそうです。
まとめ
この本の中には、数種類のフォーマットがあり、それらでビジネスの骨子を作ることができるようになっています。
特に「A4用紙1枚のビジネスプラン」は考えすぎる傾向にある方にはシンプルなのでオススメです。
起業をしようとすると、たくさんのことを考えなければなりません。
でも、第一歩として踏み出すには、このような簡単にできるフォームをそのまま使ってみるのが良いと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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