相手の意見に対する「AしかしB」のモヤモヤ感
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「A しかし B」
とても気になる文章構成である。
特に、相手に対して意見を言うときに使われるときのモヤモヤ感が激しい。
そして、これは「B」が相手に対して厳しい意見のときに使われる。
A : あなたの世界のことなので全面的に支持する
しかし
B : 今回のこの意見に対しては、ちょっと違うんじゃないか
という具合だ。
「しかし」があることで、「A」を打ち消していることに本人だけではなく、周囲も気づかない場合がある。
「全面的に支持してるのでは? 何か矛盾してないか?」
そのような場面を目にするとモヤモヤが止まらない。
「A」は、「B」に対する厳しい意見の罪悪感を和らげる心理的安心感を生み出すだけのものだ。
罪悪感を和らげる目的ならば、100歩譲って良しとしよう。
この場合は、相手との関係性をまだ続けていきたいというサインでもあるのだから。
同じ型でも、何かしらの意図を持って使用する場合がある。
それは何かと言うと、「周囲を動かすために使う場合」だ。
実際にあった例を簡単に紹介しよう。
A: あなたのコミュニティなので、120%支持する
しかし
B: 私は〇〇と考え、あなたの意見は誤っているので、コミュニティを抜けます
120%の度合いというのは、完璧である100%という割合を超えている。
本来、「全く問題なく、何もいうことはありません」ということを指している。
この文章を出す前に、裏で周囲を固めながら同調して動かしていく。
結果、このコミュニティからは、誘導されて抜けていく人が多かった。
人は案外、古典的な手法で動かされてしまうという客観的な行動を目にした。
相手の意見に対して「AしかしB」という文体を目にしたときのモヤモヤ感。
この「モヤモヤ感」の正体は一体なんなのか?
冷静に考察してみると、読み手をコントロールしようとしている文体だからなのだろう。
文章で表現するには、書き手の意図は必ずある。
この場合、自分だけコミュニティから抜けるのは疎外感や寂しさがあったのだろう。
一人では動けないので人をコントロールする。
また、それに乗せられてしまう。
このようなことがないように、しっかりと自分の頭で考え、行動していけるように警鐘を鳴らしたい。
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