心理学

マインドフルネス・グループが始まりました

「マインドフルネス・グループ」に参加しました。
流行りものには飛びつかないようにしていますが(やりたいことが沢山できてしまうので)、どうやらうつ病や不安障害などに大変有効ということで体験。
大変人気な全8回のグループで、5月から順番待ちをしてようやく8月に参加できることに。

そこで、マインドフルネスの概要や理論、呼吸瞑想法やマインドフルイーティング、マインドフルネスヨガを行なうことにしました。

マインドフルネスとは

もともと禅や瞑想から来た治療法。
「判断を加えず、その瞬間に起きていることに集中する」という瞑想法となります。

1. うつ病の再発予防
2. ストレスによる心身へのダメージ軽減
3. 不安障害の症状の軽減
4. 慢性疼痛の症状の軽減
5. 感情を抑制する能力の向上

マインドフルネスの効果は?

現在、「効果」というところについては完全に解明されているわけではないようですが、様々な研究で下の3つが上げられます。

1. うつ病や不安障害の症状は外部からの刺激を無意識に処理する脳の部位の暴走が原因とされています。
2. マインドフルネスのトレーニングにより脳の部位の暴走を監視、脳の前頭前野の働きにより抑制する能力を獲得できます。
3. この能力を身につけると、過度な落ち込みや不安、絶望、痛み、悲観などの感情コントロールがしやすくなり、強いプレッシャーがかかる場面でも集中力や思考力が発揮できるようになります。このため、治療以外にもビジネスの場面などで必要になる集中力の強化訓練として活用されています。

 

全体の流れ

・1時限目:「マインドフルネス低減法」
医学的に効果が証明されているマインドフルネス低減法を実践する。
基礎理論から応用理論まで行なっていく。
(マインドフルイーティングや呼吸瞑想法など)

・2時限目「マインドフルネスヨガ」
マインドフルネスを意識したヨガ。家に帰っても誰でも簡単に実行できるようにシンプルで簡単な手法を学んで行く。

 

思い染む

マインドフルネスはスティーブ・ジョブズが実践していたこと、Googleでも研修に取り入れられていることなどで日本でも知られるようになりました。
毎日、少しの時間から実践して行きたいと思います。

 

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