富山の銘菓「月世界(つきせかい)」。
周囲では比較的、知らない人が多かった。
初めて食べたのは、小学生か中学生の頃。
その食感と風味のすばらしさに心奪われました。
私にとっては「まぼろし」の銘菓だった
初めて食べた衝撃は今でも忘れられません。
小学生か中学生の頃だったので、今のようにネットで調べて購入などもできません。
お土産でもらって食べてなくなったら終わり。
それから、十数年の年月が流れ、職場のお菓子通の人にイメージと食感を伝えて探したこともありました。
名前もすっかり忘れてしまっていましたが、銀座の三越でついに目にしました!
本当に、「やっと見つけた・・・・・・・・・・・・・」という気持ち。
和紙の切り絵でデザインされたようなパッケージ。
日本昔ばなしの世界に紛れ込んでいるような気にもなります。
月世界の名前の由来が、箱の裏に書かれていました。
暁の空の淡い月影と美しい表情から、この名がつけられております。
パッケージもこのコピー通りのイメージです。
特に、お菓子を包みこんでいる紙には、うっすらとウサギが飛び跳ねるデザイン。
ウサギ好きの方にもオススメですね。
サクッとした食感でとろけるような舌ざわり
ホームページには、
明治三十年創業月世界は、新鮮な鶏卵と和三盆糖、寒天、白双糖を煮詰めた糖蜜と合わせて乾燥した口当たりのよい上品なお菓子で、富山を代表する銘菓です。
と書かれていました。
あらためて実食です!
お菓子本体は、すごく軽いけど、少々固め。
ほのかに甘くて香ばしいメレンゲのような香りがします。
噛んでみると、「サクッ」という音が!
とても軽やかな食感です。
口の中に入ると、舌の上でとろけるような感じ。
上品な味わいでクセになります。
食べたことのない方は、一度お試しいただきたい一品です!
富山県富山市
月世界本舗
http://www.tukisekai.co.jp/index.html
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