ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)についての記事が、すごくすごく!よく読まれています(かなり驚いている)。
今回、久々にリニューアルした水槽。また、必要なものに、どの様なものがあるのかなど、カメの飼育についてです。
(よく読まれている記事は一番下にリンク貼っておきます)
1. カメは大きくなります!ので注意!!
カメをお迎えする前に気をつけなければならないことは、どのようなカメでも基本的には「思った以上に大きくなります!」ということです。
うちのカメはペットショップに行って、うちにお迎えさせていただきました。どんな生き物でもそうですが、前知識として、どのような特徴があるのか? 果たして自分の手に負えるのかをしっかり考えなければなりません。生き物と一緒に暮らすということは、責任を持つということです。
書店でカメの本を購入して読んだところ、小さくても30cmほどになるということでした。
「これは、一緒に暮らすとしても一匹だな」
と確認していましたが、ペットショップで沢山の子亀たちを見ていたところ、
「一人(以降、擬人法により同称とします)だと寂しそうだな……」
という気持ちが湧いて来てしまい、結局二人を迎え入れました。当時は、手のひらに二人おさまるくらい小サイズだったのですが、ペットショップで売っているカメ用の水槽は、あっという間の数ヶ月で狭すぎるくらいになります。
今では、一人でも手のひらからはみ出すくらいです!(残念ながら、二人のうちの一人はお腹の卵詰まりにより亡くなってしまいました)
2. 過去の水槽の大きさ①
水槽の大きさは、「一般的に売っている子亀用」→「ちょっと大きい水槽」へ数ヶ月でシフト。一つの水槽に二人を入居させていましたが、気性が荒い子が動く相手を反射的に噛んでしまうことが多々ありました。よく、お寺などの池にいるカメの足や尻尾が欠けている子を見かけますが、噛んでしまうことが多いように見受けられます。
「ちょっと大きい水槽」にしたときに、水槽を二つに分けました。
問題は、「水槽」というものはクリア部分はガラスなので、非常に重い! 魚に比べると、水棲のカメは水が汚れるスパンが短いので、水換えが頻繁になります。汚れたままの水だと、カメは水を飲まなくなり、脱水症状で亡くなってしまいます。
「ちょっと大きい水槽」にしても、段々と体は大きくなっていき手狭になって来ます。
さらに「大きい水槽」にするときには、「軽くて丈夫な衣装ケース」にしました。
それが、「①軽くて丈夫な衣装ケース:ROX660L」です。設置したときの全体像はちょっと省略。。。
3. 過去の水槽の大きさ②
段々と大きくなって来て、「①軽くて丈夫な衣装ケース:ROX660L」でも、陸地を作ってあげると高さが足りなくなって来ます。要は、カメが水槽から脱走するのです。
それを防ぐために、「②高さのある軽くて丈夫な衣装ケース:ROX660L-2L」にバージョンアップしました。
泳ぐところと、陸地エリアのサイズ感はこんな感じです。
4. 過去の水槽の大きさ③(現在の形態)
衣装ケースはプラスチックなので、ずっと使用していると劣化して来ます。数年使っていると、もろくなり破れて来ます。
ホームセンターで前回と同じ「②高さのある軽くて丈夫な衣装ケース:ROX660L-2L」を探しましたが、サイズが一つ上しかありませんでした。
水槽が破れているので、すぐに購入が必要! 「③横に広くて高さのある軽くて丈夫な衣装ケース:ROX740L-2L」に、さらにバージョンアップしました。
横のサイズが長くなり、水の容量も増えます。大きくなってくると段々、大変になってくる感はありますが、実はそんなに手間は変わらなくなってきます。快適な居住空間で一生を過ごしていただくことを考えるのであれば、ちょっとでも喜んでもらいたい。
5. 陸地やフィルター、水をキレイにするものなどを設置
カメに必要なものは、甲羅干しをするので体を温めるライト(爬虫類、両生類用)、陸地は必須です。
陸地の構成は、素焼きのプランターを逆さにしたもの。水だけでも重量が多いので、少しでも軽くする必要があります。
そして、陸地に登るときの足かけとしてレンガを4つ。
フィルターは、テトラ の「バリューEXフィルターVX-90」です。水の容量的に、これくらいのパワーがないと濾過能力は難しいかなと。
フィルターの設置位置は、水槽より下にというのが好ましいようですが、真横でも行けます! 購入したての時は、この状態はダメかと思って返品を考え、ペットショップに相談に行きましたが、引き取ってももらえなかったので色々やってみたら、普通にできました。
そして、水をキレイに保つ、ソネケミファの麦飯石濃縮液を使用しています。カルキ抜きの液など、同じようなもので安い他社製品を使用したこともありましたが、この商品がいちばん水質の状態をよくしてくれるような感じがしています。
でも、これを入れただけで安心せずに。カメは水が汚れやすいので、定期的に半分くらいずつでも水の入れ替えを簡単にしてあげると良いです。
また、カメは水温が下がってくると(冬場)冬眠に入ったりする生き物です。うちは冬眠が失敗(要するに亡くなってしまう)することが怖いので、カメ専用のヒーターを使用しています。
適温になるので、専用が好ましいと思います。よく他のサイトで、温度調整をする機械を一緒に付けずに、水温が高くなりすぎて、カメが亡くなってしまうという話を見たことがありました。心配なので、専用のものを使用しています。
水温管理は必須なので、簡単なものでも良いので、水温計はあった方が良いと思います。
6. まとめ
子亀に会うと、小さくて可愛いし、ペットショップで売っている水槽も、子亀用のものばかりです。カメは大きくなるという注意点や、一緒に暮らすには様々なものが必要だということを理解することが大切です。
近くに、爬虫類や両生類などの「エキゾチックアニマル」を見てくれる動物病院もチェックしておいた方が良いでしょう。
部屋に離すと、膝の上に乗って来たり、甲羅のお尻の方を爪でカリカリすると体をフリフリしたり、果物をあげると美味しそうに食べてくれたりなど、愛らしい部分が沢山あります。
末長く健康で、幸せに一緒に暮らせるようになれたら良いなと思っています。
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