「コメントする力」(竹田圭吾著)をレゾナンスリーディングしました。
SNSなどで誰でも情報発信ができる現在。
でも、どのようにコメントをして良いかわからないという方は多くいます。
「コメントしたいけどコメントする技術がない」という方に向けてのヒントを得られればと読んでみました。
「コメントする力」を書かれた竹田さんは、「ニューズウィーク日本版」の元編集長でジャーナリスト。
残念ながら2016年にすい臓がんのため51歳という若さで亡くなられました。
病気を押してまでテレビに出演していた姿は今でも忘れられません。
核心をついたコメントには関心や憧れをもったかたは多いのではないでしょうか。
情報発信として、コメントをするにはどのようにしたら良いのか?
情報収集は、様々な側面を見ていかなければなりません。
・タテ軸やヨコ軸からのアプローチ
・ズームイン・ズームアウトからのアプローチ
などです。
そして、優れた情報力とコメント力を持つ人は、
「情報やメディアに従属しないこと」
「自分自身の批評眼や表現方法を徹底的に磨くこと」
「他人と違うことを言う」
を常に意識しています。
と言っても、いきなり素晴らしいコメントを出すことは難しい。
今は心の中に留めおくという状態で良いでしょう。
では、具体的にどうすれば良いかをピックアップしてみたいと思います。
自分の願望のハードルを思いっきり下げよう
なかなか文章などを発信することができない人は、自分の「願望」と「現実」が乖離しすぎているという問題に直面します。
物事がわからないものは「わからない」と一旦受けとめる
物事がよく分かっていないにも関わらず、情報発信をしよう、コメントしようとしている人を多く見かけます。
これでは話になりません。
まず初めに考えることは、
私は物事が「分かっていない」ということを、一旦受け止める
ということをすることが必要です。
情報ネタが偏らないように構成を見直しながら、疑いの目を持ってみる
物事が「分かっていない」ことを受け止めたならば、それらを分かるために様々な情報ネタをつかんでいきます。
情報ネタとしては、
・ネットニュース
・分析、論考中心のもの
・コメントなどフォーラム中心のもの
・紙の新聞や雑誌
・テレビ・ラジオ
など、バランス良くすること。
これらは定期的に構成を見直すと良いでしょう。
本来は、バイアスのかかっていない生の情報に触れた方が良い。
特にネットニュースやテレビなどは誤っているものが多く存在していますので注意が必要です。
難しい時は、常に「情報は誤っていることもある」を前提条件として複数の媒体を読んでいくのが良いでしょう。
書く媒体でハードルを下げる
いきなり、ブログで発信をしようとすると、
「しっかりしたコメントをしなければ!」
「文章や構成を考えて書かないと・・・」
など、自分自身でハードルを上げている方もいます。
その結果、ブログが続かないという悪循環。
例えば、TwitterやFacebookで簡単に発信するのはどうだろうか。
特にTwitterは短い文章という縛りで投稿することになります。
「大喜利」や「ボケの競い合い」「デーブ・スペクター式ダジャレ」など、遊びながら「慣れ」ていくことが近道です。
まとめ
「情報発信」やら「コメント」やらと言ってしまうとハードルが上がりやすくなってしまいます。
特にそれは、誰でもない自分自身がハードルを上げてしまっているのです。
簡単に投稿できるTwitterなどのツールを使い、常に、
「情報やメディアに従属しないこと」
「自分自身の批評眼や表現方法を徹底的に磨くこと」
「他人と違うことを言う」
を意識して書いていくことによって、効果的なコメントを使えるようになると思います。
お読みいただきありがとうございました。
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