人は生まれながらにして欲求を満たそうとする【選択理論心理学】
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「選択理論心理学」では、人には生まれながらにして「基本的欲求」を持っており、これらは遺伝子に組み込まれていると信じられている。
大きく分けると、「心理的なもの」と「身体的なもの」に分かれている。
さらに分けると、次のように基本的欲求は5つに分類される。
「5つの基本的欲求」
・心理的欲求
「愛・所属の欲求」: 愛し愛されたい、仲間となりたい、所属したい
「力・価値の欲求」: 目標を立てて達成したい、人の役に立ちたい
「自由の欲求」 : 自由に自分で選択したい、強制されずにいたい
「楽しみの欲求」 : 好きなことをしたい、学びたい
・身体的欲求
「生存の欲求」 : 寝たい、食べたい、子孫を残したい
そして、人の行動というものは、この基本的欲求を満たすために、人は動機づけられるのだ。
最近では「動機付け」という言葉よりも、「モチベーション」と表現した方がイメージつきやすいのかもしれない。
世界62カ国で学ばれているということからも分かるが、「5つの基本的欲求」は、国や人種、年齢に関わらず、「誰しも持っている」と考えられる。
たまに、選択理論心理学をかじり始めたり、知りはじめ人から「この欲求はないかな」という言葉を何回か聞いたことがあるが、「ない」ということはない。
特に「ない」と感じるものは「弱い」ということで、もう少し突っ込んで言うと、「欲求は生まれながらにして必ず持っているものだが、強弱が人によって違う」と言うことだ。
これを、選択理論心理学では、「欲求のプロフィール」と言う。
私自身、選択理論心理学を学び始めのときに助けられたのは、この欲求のプロフィールだ。
親子、夫婦、兄弟姉妹、友人、特に職場などの人間関係において、「この人はなんで、こんなことをしているのかな? よく理解できない!」と思うことはないだろうか。
例えば、会議中に落書きを始める人を目の前で見たことがあるのだが、「仕事である会議中に信じられない!」と思ったことがあり、自分の中でモヤモヤ、イライラしてしまった。
欲求のプロフィールを知ってから、「ああ、この人は自由の欲求が高いんだな。狭い空間の中で、不自由な時間を強制されたくないんだな」と分かるようになってからは、自分の中のモヤモヤ、イライラは和らいだ。
なくなることはなくとも、和らいだだけでも心が楽になり、一歩前進したと思えた。
選択理論心理学をベースにしたカウンセリングを行うカウンセラーは、目の前にいるクライアントが「どの欲求が高いのか、低いのか」を話しを聴き、質問をすることで理解していく。
その上で、「満たされているのか、満たされていないのか」を見ていく。
今回は、先の「5つの基本的欲求」を見て、「自分はどれが強くて、どれが弱いかな」と、漠然とで構わないのでイメージしてみて欲しい。
よく分からないながらでも、疑問を持つことで学習効果が高まる。
次回以降、私なりに一つ一つの欲求について説明してみる。
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